正直者の会「石/君のこと」

公演終わってから4日。
連日怒涛の保護者面談/進路面談で、ひと息もつけないまま、いま週末にたどり着きました。

遅まきながら、正直者の会「石/君のこと」終了しました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

デジタルの面白さ、恐ろしさ、それに向きあう心構え、役者としての有り様、即興(インプロ)とは、ラップとは…
様々なめくるめくことごとを、小屋入りからのわずか3日間に超凝縮され、休む間も無く叩き込まれた、最近流行りの鶏ポタージュ系ラーメンみたいに濃厚すぎる公演でした。
そして、次々起こるハプニングを神のような大きな心で受け止め引き受けてくださる遊さんとメンバーの皆様の仏のような優しさに、バチが当たるんじゃないかと思っていました。
ゲスト枠なのにここまで支えていただいていいのかってくらい支えていただいて。
遊さんはじめ、共演の皆様、スタッフの皆様には正直頭が上がりません。

舞台上のみなさま、舞台を降りていようがいまいが、宮沢賢治の「やまなし」のようにぽかぽかと笑い合い、さざめき合い、どこまでも止まらず、石たちの愛らしい会話を秘かに垣間見させてもらっているような、夢見心地な気分の現場でした。

月曜日、公演終わり、バラしながら、翌日も同じように公演があり、メンバーとすぐまた会えるような錯覚があって、まったく終わった気がしなくて、あれよあれよと打ち上げも終わって、帰り道茫然としながらラーメン食べに行き、食べるのが止まらず次々と替え玉してまして、あの食欲は何だったんだろう。


今回の小道具?楽器?ガジェットたち。喜怒哀楽を文字通り共にした、忘れられない相棒たち。

西陣ファクトリーGardenの、そして石たちの会話の、あのいつまでも終わらない感じがずっと残ってて、大阪の夏祭りの空気とあいまって、いまだに周囲をふわふわと漂っています。

参加させていただけて、嬉しゅうございました。
どうもありがとうございました。