[]さだかでない今


「子どもが聞き分けがない、言うことを聞かない」。

そんなよくある悩みについて。



tomoyanさんの「さだかでない子ども」を読む。

以下内容まとめ。(のつもりがまとまらず)



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子どもは、

さっきのことは忘れた。

次のことはわからない。

それから今はさだかでない。

そういう動物だ。





で、そんなに大人も変わらない、と。



大人になった自分の行動を考えてみる。

怒られても痛い目にあっても、

懲りずにまた同じことを繰り返す。

昔の友達に久々に会って言われるのはたいがい

「全然変わってないなぁお前!」



人間は懲りない動物です。

何度言っても同じことを繰り返す。





「またやったの、ダメでしょう!?

いつもそうなんだから。

今度やったら許さないよ!」





だからそんな叱りかたは効果がない。

前にやったことはうろ覚えだし、

いつもそうなのは当たり前。

「今度」やるときのことなんか分からない。

「許さない」ってなに?どうするつもり?



同じ間違いを繰り返すのは人間がそういう動物だから。

それを過去や未来にわたって言われると嫌になる。



だから現在だけを叱ってほしい。



さだかでない子どもは、強く叱ってもすぐに忘れる。

だからぐずぐず叱るのではなく、さっと強く叱る。

手を強く叩く。

叱って、すぐに気分転換する。

思いきり抱きしめる。

さっきまで泣いてたカラスはすぐ笑う。

こちらが根にもたなければ、子どもだって根にもたない。


さだかでない今を、さだかにする。