[]新年/博雅所感


明けましておめでとうございます。



●やみいち年越し行動、無事終了。

年末のしかも相当寒い中、ご来場いただいた方々、本当にありがとうございました。





2008.1.1 ブンピカ





●やみいちの掲示板にも書いたのだけれど。



千秋楽冒頭、安部晴明と酒を飲むシーンで

「蹴鞠の日本代表として天竺と戦った暁には「従三位」の位を得る」と言ったのだが、

よく考えると源博雅は『博雅三位(はくがのさんみ)』と呼ばれているのだった。

だからすでに「三位」の位は持っている気がする。

皇族から臣下に降りて源氏となったわけで、すでに殿上人だ。

博雅、ごめん。ここに訂正します。





●今回は、源博雅役ができて、期間中ずっと幸せだった。



晴明に「俺が人間じゃなかったらどうする」と冗談で脅かされたあと、真面目に「正体を明かすときは少しずつやってくれ。そうすれば俺は大丈夫だ。たとえお前が人間ではなくても、俺はお前の味方だ」と言う場面が前の巻にあったのを思い出して、かなり台詞は違ったが千秋楽に言ってみた。

まともな台詞は、他にあまりないので。





●しかし博雅という人は調べるほどに、不思議な人だった。



笛の名手で、盗人を笛で改心させたとか、鬼と笛を交換したとか逸話にはことかかず。

でも、かの藤原道長に、とある人物を評して「○○は才能はなはだ賢し。然れども緩怠(かんたい)の事極まり無く『博雅の如し』」と言われていたり。

歴史上名高い「天徳の歌合わせ」で、歌を詠む順番を間違えて大恥をかいたり。

その人がおっちょこちょいである、ということが克明に歴史に残っている平安人、というのは珍しいのではなかろうか。

●下の写真はL喫茶で出された、池田シェフ作の牛汁のビラです。

「ギューって、してください=ぎゅうしてください」と、かけているのか、と思ったが、違ったらしい。「変態ですね」と言われる。  

今回も、シェフの料理は毎日美味しかったです。 





●打ち上げたあと、残ったメンバーで吉田神社に初詣。



おみくじをひくと「牛吉」。一瞬メガ牛丼を思い浮かべる。酔っていたので、「そうか牛吉か、2008年は。」と思い、少し考えておかしいと気づく。

神社の人に聞くと、「半吉」の間違いだった。吉と末吉の間らしい。





無人の境内で、なぜかそれぞれが巫女さんの萌えへの想いについて語り始める(ばちあたり)。

「やはり赤白という組み合わせが、本能的に人を興奮させる」という結論のあと、

「そういえばサンタクロースも赤白やね」「関係ないでしょ」「だって興奮するやん」「サンタに?」「子どもたちが」「がっくし」



そんなやり取りのあと、



「赤白のサンタ・クロース」は、コカ・コーラが産み出した

という衝撃の事実を知る。

子どもたちのサンタ・クロースは、コカ・コーラが大好き。だから太ってんのかな。痛風とか持ってたら、仕事、大変そう。



そんな、2008年の幕開け。







●本年もどうかよろしくお願いいたします。

今年が皆様にとって、よい一年でありますように。