[]他人にさわること
月曜日。
昼過ぎから、りうと吉祥寺を歩く。
吉祥寺に初めて来た。
道が広く歩きやすくて、いい街だ。
サンマルクカフェの焼きたてのチョコクロのにおい。
あまりだれもいないハモニカ横丁。
ラーメンの名店がさりげなくある。
救急車の音がスローなドップラー効果で通り過ぎる。
街自体が落ち着いていて、商店街に「とりあえず要るものつめこみましたー」というできあい感がない。ちょっと京都の河原町っぽくて、でも河原町ほどせまくなく、息苦しくない。ときどき古い店、建物があって、自然に新しいものと同居してる。
ハモニカ横丁のお店の張り紙
それから吉祥寺は子供連れにとってもすごく優しいまちだ!街のあちこちに、子連れで行くと楽しめる店が散らばっている。
今回は「アトリエ・ニキティキ」というドイツのおもちゃのお店。それから「おばあちゃんの玉手箱」というおもちゃ・本屋さんに行く。双方とも素晴らしいお店。そして何も買わずに散々遊ぶ(笑)
いいおもちゃってやっぱり高いんだよね。ドイツの木やマグネットの玩具はほんとによくできていて素材も素晴らしく、そしてだいたいに5桁の値札が張られている。ううむ。
「玉手箱」の方には、いま興味のあるモッテッソーリやシュタイナーの本も沢山あって、困ってしまった。でも財布に相談したら、取り付く島もなかったよ。
帰りに、ちょっと大人なストリート系?大阪でいえば南船場のノリ?なんというかスタイリッシュな若者たちがやっていて超かっこいいカフェバーにりうが突然猛ダッシュで入ってしまう。
仕方ないので店に入っていくと、りうは当然のように厨房カウンターすぐそばの席にちょこんと座っている。そしておしゃれなメガネをしたカッコいい給仕の兄ちゃんに「ご注文は?」と聞かれ、なんだかよくわからずぼんやりしてた。
そしてそんなイケてるカップルや若者たちが静かに語り合っているお洒落カフェバーの中で、急に「おちんちん列車が〜」とか「うんち爆弾が〜」とかがんがん言い出してあああああ。
オムライスを注文、二人で分けて食う。
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東京滞在中のレメディは、2日ともNat-m.。
ずっと雨だったしスランプ気味だったけど、わりと穏やかに過ごせた気がする。
スランプはかならず起こることだと、当然の事として受け入れるといい、というのがわかった。