絵をたくさん見ること

日曜日、岡崎の京都市美術館で開催されている「独立展」に行ってきました。友人の画家・長谷次郎氏が出品している絵の中に、広田ゆうみ氏の美しい姿を中心に、よくわからないカッコイイJazzyなおじさんと、僕(あごが3割増)、の3人が描かれています。


長谷さんの絵がある展示スペースの一角は粒ぞろいに好みの絵が並んでいて、その日はとても疲れていたのだけれど、どんどん楽しくなっていった。特に、「一人で踊る男」という絵が最高。一人で踊るのにもほどがある!静かな美術館で大笑いしそうになった。あと、無数のオールドボーイたちが野原にいて、合唱している、牧歌的な絵。で、よく見ると、理由がまったく分からないけど、彼らは少しだけ地上から浮いてるみたいなのだ。なんで?そんな絵。説明しても全くわからないな。一見なんでもないようで、どうしようもなく目がはなせなかった。
幸せになりました。


一つ一つテーマも作風も全く異なる、大きい絵をたくさん見ていくと、自分の身体がどんな絵に掴まり、ひっかかるのか、が少しずつ自分の中で無意識的に、意識的に、検証できていって、その過程自体がうれしはずかしいドラマティックな体験です。



7日(日)まで、開催中です。