サマーウォーズ、終了




今日、久しぶりに京大生協ルネでささみチーズフライを食べて悦に入っていたら、どこかで見たことのある女性と目が合って、微妙に微笑まれた感じで「誰だろう?何かの受付の人?」と思っていたら、次に母校の英語のY先生と会ってびっくり。そして教育実習中に何度か話した、天才的なお笑い芸人の中学生女子とも再会。なんでも京大で中学生相手の「ジュニアキャンパス」とかいうものがあるらしい。そしてさっきの女性が、母校の体育の先生だったと気がついた。


その後、参加することになっていたWSの会場、黒谷の永運院にあわてて移動したら、誰もいなくて茫然としていました。
そこにはただ風が吹いているだけでした。



ネットで検索したら、


「会場:摂津富田」


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というわけで、「吉田寮ほぼ100周年祭」<演劇の日>、昨夜無事終了しました。
観に来ていただいた皆様、ありがとうございました。
古今の演劇人たちの気が入り混じり、久々に寮食(吉田寮食堂)の気を全身に感じました。風邪が治りました。
めくるめく嬉しい時間をいただきました。


蓮行さんがギャルもて研究会の思い出を話し、尾崎を歌い、
ファックさんの怒涛の30分一人ショー、
そしてヨーロッパ企画は本多君が相変わらずこれでもかと魅力を垂れ流す感じで、
岡嶋さんが叫び続けるラストは昔の劇団衛星の公演「総理 保科仙吉」を彷彿とさせて。
気分は完全に往時、10年前の寮食にいるようでした。



落語のマクラでは、ケッペキ時代に寮食厨房の火事に遭遇した話を。
上京して、当時の演出T氏や音響のTちゃんとも当時の話をして、相当鮮明に当時のことを思い出していました。


高さ10mはあろうかという炎に包まれるサークル棟と吉田寮厨房の映像は、いま、昨夜のことのように思い出せます。
あのとき泣いていたTちゃんや、「ちょお落ち着けや!」と叫んだRさんや、照明の灯体は一台いくらだから全部で損額どれくらいで、一人あたまどれくらいの借金で…と話していたことや、バケツリレー、そして信じられない防火壁の奇跡。


渾身で、吉田寮食堂に、敬意と感謝をこめて。



池田さんがピアノ演奏の合間にMCで、
「自分の中に、吉田寮食堂のエッセンス的なものが今でも数滴入っているんだなあ…と感じる」と言っていて、ああ本当にそうだ…と思い、そのことを改めて嬉しく、誇りに思った。




京都役者落語協会の岡嶋さん、藤原大介氏、
そしてNに「良かったよ」と褒められてしまい、天に昇るような気持ちに。
「コロク君は存在自体がそこつ者やからね、落語合ってるよ」
「は、はい!」って満面の笑みで。
「あああありがとうございます!」


一日たって、ふと「褒め殺し」という言葉が思い浮かびました

多くの人に面白かったと言ってもらえて、幸せでございました。
こんな場で落語させてもらえて、光栄でございました。
三日とろろ美味しゅうございました。
もう、2009年の自分の運は、昨日で全部使い果たしてしまった気がします・・・。
来年まで、地味に生きて運を貯めよう・・・。


中野劇団の三条氏とも話をする。1回生の時の公演「今日子」を見ていたらしい。あの時今日子に蹴られていた端役ですよと。びっくり。



イベント終了後、やみいちのミーティングを客席最前列でひっそりと。
「公開」と銘打っていたけど、次回の演目についてほんとにただ普通に話し合いをしていただけなので、「イベント」的なことを期待されていた方には申し訳なかったです。
冬公演に向けて、まだほぼノープランで、しかも今回多くのメンバーの欠場など苦戦が十分予想されており、ガチでの話し合いになってしまった。
途中から舞台上でアンビエントライブが始まり、暗い照明とたゆたう音響の中、全員朦朧としながら何かを話し合っていた。


そんなわけで、上京時に相談に乗ってくれたリーダーN、
浅草落語を一緒に行ってくれたT氏、
稽古を見て的確なアドバイスをくれたT&Tちゃん、
池袋で美味しいご飯を一緒してくれたAちゃん、どうもありがとうでした。



今日、馬鹿頭の会(ばかず、と読むらしい。舞台で「バカあたまの会」って宣伝してしまった。バカだ・・・)の落語を聞きに行った。
竹田が、相変わらず、どうしようもなく竹田で、くすぐったく嬉しかった。


寮食では、今日も声を枯らしていた唐仁原くんを筆頭に、
若人たちが全力大車輪で働いていた。


現存最古の大学寮・吉田寮と、
「ほぼ100周年祭」実行委員会に、どうか幸ありますよう。



夜、サマーウォーズをレイトショーで再度観にいく。
支えて下さった栄おばあちゃん、というか富司純子に、心の中で深々と最敬礼。


やっと、おいらのサマーウォーズも終了です。はー。
もうすぐ後期新学期が始まるので、また仕事仕事の日々に戻ります。


あとは2009終盤戦と、それから冬やみいちに向けて。
ぼちぼち、やっていきます。